「耳の日」は気になっていた耳の悩みをぜひ解消してみませんか?
さて、どうして、3月3日は「耳の日」というのかご存じですか?
そうです、語呂合わせで33で耳だからです。また3という数字が耳に似ているということも良く知られています。
日本で「耳の日」が始まったのは、昭和31年、今から66年も前です。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の提案により、耳や聴力についてたくさんの人に関心を持ってほしい、難聴と言語障害をもつ人びとの悩みを少しでも解決することを目的として制定されました。
WHOによって宣言されたのは、2007年。
中国の北京で開催された第1回聴覚障害の予防とリハビリに関する国際会議で、毎年3月3日を『International ear care day(国際耳の日)』と決定されました。
これも日本と同じ理由で、3という数字が、耳の形に似ているということで、世界でも同日になりました。
でも、日本では「33」で「みみ」。世界には語呂合わせはありません。
どうして、3月3日なのでしょうか?
それは、当豆知識でも登場したあの人物の誕生日です。
誰かお判りでしょうか?
正解は、アレクサンダー・グラハム・ベルです。
電話を発明した、ベルは、ろう教育者でもありました。
ろう教育の中で、幼かったヘレンケラーに出会い、1887年にベルはケラーに家庭教師アン・サリヴァンを紹介した人物でもあったことはご存じでしたか?
後年ケラーはベルについて、「隔離され隔絶された非人間的な静けさ」に風穴を開けてくれた人と記録が残っています。
さて、日ごろ、耳を気にする機会がない方は、この耳の日をきっかけに、大事にして頂けたら幸いです。
耳あかのクリーニングも耳鼻科でして頂けますので、ぜひ、行かれてみてはいかがでしょうか?
最後に、「耳の日」があるということは、「補聴器の日」もあります。
それは、何月何日でしょう?
正解は「6月6日」です。詳しくは、また次回。
補聴器のメンテナンスを行っていない方や、補聴器を初めて考えている方など、ぜひ、お気軽にご相談くださいませ!!