マスクは、感染症対策に大変、効果的で、役に立ちます。
しかし、マスクを付けたり、フェイスガードがあると、どうしても聞こえづらくなってしまいます。
これは、補聴器を付けていない方でも起きる事ですが、特に補聴器装用者の方は、とても聞こえづらく感じてしまいます。
それはどうしてでしょうか。
それは、マスクをすることで、会話の特に高音域が減衰していまい、音がこもり、さらに唇を読む手がかりをブロックしてしまいます。
下の図は、スターキーがどのような言葉が特に減衰しているか調べたものです。
ご覧の通り、「さ行」や「た行」のところが、減衰してるのが分かります。
これが言葉の聞き間違いに繋がってしまいます。
でも、ご安心ください。
最新のスターキーの補聴器には『マスクモード』というものが、ついており、ONにすることで、マスクでの会話の際に、減衰した部分を強調してくれます。
この『マスクモード』をONにしたときの強調具合は、下図のとおり、かなりサポートしてくれています。
そして、AI(人工知能)搭載のエッジモードがある機種であれば、簡単なダブルタップで、その場の音響環境をスキャンし、マスク、距離、バックグラウンドノイズを考慮して、瞬時に感度を最適化してくれます。
この、エッジモードはマスクに最適であるだけでなく、騒がしい場所でも特に効果的です。
まずは、マスク越しでの会話やフェイスガード等で、聞こえづらく感じた際は、聞こえ具合の確認と、一度は補聴器のある生活を体験して、実際にどうなのか確認していただければ、幸いです。