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コラム『池田補聴器のこだわり』①

 

補聴器は安い買い物ではありません。

 

初めて補聴器を購入されるお客様には一般的に補聴器を試聴してから、補聴器活用のメリットを十分に理解・ご納得をいただいてからのご購入を補聴器業界では推奨しています。

ただし試聴の仕組みについては補聴器販売店各社ばらばらで決まった仕組みはございません。

一定期間無料、一週間○○円、二週間○○円徴収される、もしくは購入が決まった際には試聴料金を購入金額から差し引く等様々です。

もちろん無料でお試しいただけることは消費者にとって良いことだとは思いますが、無料だからと言って試聴期間中に真剣に補聴器に向き合わないお客様(販売店も?)もいらっしゃることは確かです。

ただ有料だから、無料だからにこだわらず、しっかりと試聴に取り組んでいただける補聴器の試聴制度を設けることが大事だと池田補聴器は考えしくみ造りを行っています。

池田補聴器はお客様から試聴のための料金はいただいていないにも関わらず、お客様にとって充実した試聴期間を過ごしていただくための制度を構築しております。それは他の補聴器販売店よりもしっかりと期間中お客様に向き合い、条件はございますが、すべての補聴器をお試しいただけることです。

 

充実した試聴期間の過ごし方

池田補聴器では基本的に最長二週間、補聴器のお試しいただく期間を設けております。

販売店によっては1か月、3か月と長期の試聴期間を打ち出している販売店もございますが、池田補聴器は期間の長さではなく、いかに試聴期間内で真剣に試聴プロセスに取り組むかが大事だと考えております。

池田補聴器は補聴器の装用における満足度の高い欧米の指導を受け、他店では行っていない試聴期間中のフォローアップを行っております。

まずご来店いただき、カウンセリング後に補聴器装用トレーニングを行い、そこから1週間の最初の試聴が始まります。池田補聴器では、お客様とのアポイントを取り、基本的に試聴開始の1日後にフォローアップの電話確認をご本人様、もしくはご同行者様にさせていただいております。 

大変シンプルなことだと思われてしまいがちですが、このフォローアップを怠っている販売店が多く、満足な試聴ができていないケースが多々あります。 

例を挙げますと『家に帰ってから、一度補聴器を外したら耳につけられなくなって、以降使用していない』、『充電のやり方がわからなくなって、2日目以降使用できなくっていた』等予想できない理由でお客様が試聴一週間目で満足のいく試聴ができていないケースも本当によくあります。

こういったイレギュラーな問題がフォローアップの電話にて確認できた際にはすぐに対応策をお客様にお伝えしたり、ご来店いただくことで改めて充実した試聴期間に戻っていただけます。 

それから一週間後にご来店いただき、試聴期間の感想を確認しながら、音のプログラミング(調整)、要望によっては補聴器のタイプを変える、耳栓を変えるなど、より購入後の状況に近づけた使用で二週間目の試聴期間を過ごしていただきます。

オーダーメイド補聴器も試聴が可能⁉

補聴器には色々なタイプがあります。

現在主流のタイプは耳掛け方のRⅠCと呼ばれる補聴器で進歩した技術とともに大変自然なきこえを体感できる補聴器です。

現在主流なタイプであることも理由ですが、ほとんどの販売店ではこちらのタイプの補聴器を試聴に活用しています。 

ただ主流は耳掛け方の補聴器と言いながらも、眼鏡やマスクを掛けている等、多様な理由で一定数のお客様が耳穴に入れるタイプの耳穴型の補聴器を選ばれています。 

ただ一般的な補聴器販売店では、お客様が耳穴型の補聴器を望まれても試聴期間は耳掛け型の補聴器で過ごしていただくことがほとんどです。

もちろん耳掛け型の補聴器でも補聴器の補聴効果を十分に実感できることはあります。

しかし、どうしても耳かけ型の補聴器と耳穴型の補聴器では装用感が違い、多少の閉塞感がつきもので、購入後に試聴していていたものと装用感が違うことを理由に使用しなくなってしまうケースも多く、それが日本の補聴器業界の満足度の低下に直結していると考えています。

池田補聴器では、より購入されるお客様の満足度を高めるためにオーダーメイドの耳穴型補聴器も試聴も条件はございますが、行っております。

補聴器試聴のコスト

ではなぜ他の販売店では弊社が行っているオーダーメイド補聴器の試聴を推奨していないのかが気になると思います。

答えはコスト(経費)です。

このコストにはもちろん補聴器の原価も含まれますが、手間や人件費などの人的コストが大きいです。 

池田補聴器では試聴の際の耳穴型のオーダーメイドの補聴器もメーカーにお願いをして作成をしていただいています。

両耳でハイエンドのもので120万円から130万円の補聴器を試聴のためだけに作成します。 

試聴期間にオーダーメイドで作成されたものをお試しいただき、満足していただければ購入していただきます。 

ご納得いただけなければメーカーに返品します。

返品された補聴器がもったいないという気持ちはもちろん誰もが思うことだとは思いますが、メーカーと協力してしっかりと試聴期間で補聴器のメリットを感じていただきたいという気持ちから成り立っている仕組みです。

しかし、実際に販売店の一番負担になることは商品自体のコストではなく販売店側の人的コストと手間です。

オーダーメイド補聴器を作成するにあたり『印象採取』と呼ばれるお客様の耳の形をとる作業があります。 

専用の注射器のような器具で印象採取専用のシリコンを使用してお客様の耳の形をとる作業ですが、かなりの注意と労力を必要とする作業です。一般的にはお金をいただいて行う作業になりますが、池田補聴器ではこの料金をいただかずに試聴を行うことができます。

(※補聴器の購入を前提としていないお客様の印象採取は片耳税抜き5千円を頂戴しております)

メガネ等をメイン商材として販売している兼業店を含む、多くの販売店はそもそも、この印象採取自他を行えない場合もございます。

そのため印象採取の必要のない耳掛け型の補聴器をメインにして販売している販売店が多いことにつながると同時に、購入後の満足度が低いことにも多少つながっていると考えており、池田補聴器では前述の通りしっかりとした補聴器の試聴制度を設けることで補聴器の満足度を高めるための最初のステップだと考えております。

是非信頼のおける販売店にて補聴器をご購入いただけることを切に願っております。

コラム『池田補聴器のこだわり』② もぜひご覧ください。