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聴覚と記憶喪失

難聴が記憶に影響を与える可能性があることを知っていましたか?

聴力が低下すると、自分の難聴が他の人の声を聞く能力だけに影響すると誤解されていることがあるようです。

難聴者は健聴者に比べて思考や記憶力が低下する傾向にあります。

これは、難聴者が健聴者に比べて、脳内で音を処理する際に使う消費エネルギーが高く、脳に負担がかかっているからです。

難聴の人は、自分の難聴は他人の声を聞く能力に影響するだけだと誤解していることがよくあります。

 

難聴と認知機能の低下および記憶喪失を関連付ける多数の研究が行われました。

ジョンズ・ホプキンス大学で行われた最近の研究では、10 年間にわたって、難聴のある人は、同じ年齢で難聴のない人よりも平均 3 年早く認知症の兆候を示したことがわかりました。

この研究の他の重要な知見は、MRIを用いて、難聴と認知機能の低下を関連付けています。

研究者らは、未治療の聴覚障害が脳の萎縮、特に聴覚情報(話し言葉)の聴覚と処理を担当する脳の側頭葉に関連していることを発見しました。

これが意味することは、難聴の人は聞くために一生懸命、集中しなければならず、時間が経つにつれて、聞く努力の増加が多くなり、私たちが認識しているよりも大きな負担を脳に与えてしまうということです

難聴をケアせずに生活している場合、脳に適切な音量で、十分な刺激が届いていません。

これにより、脳が収縮し、認知症を引き起こす可能性があります。

75歳以上の難聴をそのままにしている人は、難聴ではない人と比べて、30~40%思考能力の著しい低下を経験しているようです。

また、認知症の治療は、補聴器の費用よりもはるかに高いです。

ご家族やご本人様が「聞きたい話が理解できない」、「まだ自分の難聴はそんなに悪くない」と言っていたり、思っている場合、早めに耳鼻咽喉科や補聴器専門店へ行き、補聴器を真剣に検討する価値があります。

取扱いや操作面などで、躊躇っているのであれば、徹底的にサポートいたします。

池田補聴器をどうぞお選びください。

 

参照:https://www.soundpointburnsville.com/blog/hearing-memory-loss/

参照:難聴と健康ポケットガイド|スターキージャパン (starkeyjp.com)